砂かけ祭 ― Suanakake-matsuri (Sand spreading festival) ―

参加するのが楽しいお祭り ―A fun festival to join in―

「砂かけ祭り」(庭上の儀、砂かけ行事)は、日本書紀にも記載がある河合町の廣瀬神社(廣瀬大社)で毎年2月11日に行われている恒例の祭事です。廣瀬神社の例大祭とは別で、各地で行われている御田植祭にあたるものですが、ここでは砂を雨に見立ててかけ合い五穀豊穣を祈ります。このお祭りの起源は1300年以上前の天武天皇の時代まで遡るのだそうです。
儀式は午前11時からの「殿上の儀」と午後2時から「庭上の儀」に分かれていますが、その間の時間帯も舞台に河合町のマスコットキャラクタ「すな丸」が登場して色んなイベントが行われます。
午後2時からの「庭上の儀」では、本殿の前に張られた結界の中に主役の田人が登場して一周します。このエリアは田んぼを表していて、田人はこのあと田を耕す所作を行います。田人は、砂に対して全身ガードされている感じで目元すらほとんど見えません。白い装束の田人が結界の中で田んぼを耕す所作を行った後、太鼓の合図とともに参拝者に砂をかけ始めます。これは砂を雨に見立てており、かける砂が多いほど雨が多く豊作を意味するのだそうです。
参拝者もただ砂をかけられているのではなく、田人に向かって砂を投げ返します。全員が入り乱れて次の太鼓の合図まで砂をかけあいます。途中からは、黒装束の牛役も加わって2人(1人と1匹)で大暴れになります。雪合戦と鬼ごっこを足したみたいな感じで、子供たちもちろん大人も参加して楽しいお祭りです。

  • 田人
  • すな丸

インフォメーション

近くで写真撮影したい人は社務所で「撮影許可証」をもらうようにとの注意書きがあります。注意事項を書いたシートを読まされて名前と住所を記入するだけで、特に審査などはありません。機材が壊れたり、ケガをしたりしないようにとの啓蒙の意味合いが強いのでしょう。

店舗・施設名 砂かけ祭
NAME Suanakake-matsuri (Sand spreading festival)
読み方 すなかけまつり
開催時期 2020年2月11日
住所 〒636-0051 奈良県北葛城郡河合町川合99
電話番号 0745-56-2065
アクセス 西名阪道の法隆寺インターから南へ400mで左折、600mで左側に一の鳥居(鳥居の東側が参拝者用駐車場)
●JR法隆寺駅より徒歩約30分
●近鉄 池部駅より徒歩約25分
駐車場 当日臨時駐車場あり(無料)
ホームページ http://hirosetaisya.p-kit.com/

事務局からのご案内

参拝者は後ろから見るだけでもレインコートやゴーグル、マスクなどで防護することをオススメします。
舞台の上から見学することもできるのですが、そこにも容赦なく砂が飛んでくるので境内に逃げ場はありません。砂は横や後ろからも飛んでくるので眼鏡をかけていても目に入ってきます。レインコートは必須ですが、首筋や襟元も隙間ができないように工夫しておいた方が良いでしょう。
なお、カメラ、スマホなど、最近は防滴、防水仕様のものもありますが、防水仕様の機材でも細かい砂は後々故障の原因になりますので十分な対策が必要です。

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