龍王ヶ淵(竜王ヶ淵、龍王ヶ渕) ― Ryuogabuchi-pond ―

人知れずたたずむ神秘の空間 ―Hidden mysterious space―

大和富士「額井岳」の山腹、標高530mの山中に頂から流れる小川の水や湧水を自然に貯めた神秘的な池です。
古くから貴重な水源、信仰の地として大切に守られてきた池であり、風が無いと鏡のようになった水面に周囲の山を映すことから、アマチュア写真家などにも人気がある場所です。
駐車場の近くに休憩所(東屋)があるほか、奥には堀越神社があり、豊玉姫命(とよたまひめのみこと )が祀られています。
また近年、遊歩道と橋で池を一周できるように整備されました。遊歩道の途中は場所によっては湿原のようになっているのですが、足場が悪いところもあるので注意が必要です。
夏場は、マムシやスズメバチに、また四季を通じて野生動物にも注意が必要です。
神社の立て看板があり、釣りは禁止されています。(理由は書かれていませんが、堀越神社の神域であるためと思われます。)

2017年、人気の絶景プロデューサー詩音さんの「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」新日本編に掲載されました。

  • 雪の龍王ヶ淵
  • 水鏡
  • 朝焼け
  • 天の川

インフォメーション

風が弱く水鏡が見えやすいのは早朝です。
また、四季を通じてそれぞれの景色が楽しめますが、紅葉する木は少ないので、一般的には新緑の季節がオススメです。
6月にはヤマアジサイも咲きます。
蛍も少し見かけますが、数は多くありません。
夏場は、チョウトンボなどのトンボが多く見られます。
夏から秋にかけては、水草が多くなり水鏡は見にくくなります。
雪は直ぐに融けてしまうので、積雪(特に木々への着雪)は稀です。
冬場は、スタッドレスタイヤ、チェーンが必須です。(急坂があります。)

店舗・施設名 龍王ヶ淵(竜王ヶ淵、龍王ヶ渕)
NAME Ryuogabuchi-pond
読み方 りゅうおうがぶち
住所 奈良県宇陀市室生向渕
アクセス 名阪国道の針インター交差点からR369号を南へ3.2km、外の橋(角に中古車販売店Mac)交差点を左折して3.1kmの点滅信号で右折(ここから1車線)、1.3kmで案内板を右折すると250mで右側に駐車場
●近鉄「室生口大野駅」より徒歩約1時間30分(ハイキング・登山)
駐車場 あり(無料、8台)

事務局からのご案内

★県道から先の1.5kmは、大変狭いので十分注意して走行ください。
 特に最初の500mは、集落内です。事故、騒音防止のため最徐行ください。
★道路上を鹿などの野生動物が頻繁に横断します。
★夏季は草が生い茂り、歩道に冠水部分もあります。マムシやハチにもご注意ください。
★冬季は積雪や凍結などに注意してください。
(急坂があるため、場合によっては冬タイヤ+チェーンの併用が必要です。)
★場所により携帯電話は通じないか通じにくいことがあります。


◎ 2017年の台風21号被害で、東屋から東側(木道)が通行禁止になっていましたが、2018年6月中旬に復旧しました。

地図

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★ 龍王ヶ淵のタイムラプス動画は、Timelapse Nara からもご覧いただけます。★

龍王ヶ淵イラストマップ

★定番の水鏡撮影ポイント:
駐車場近くの東屋が人気の水鏡を撮影する定番スポットです。低い位置から撮りたい場合は、東屋の直ぐ下の岸から撮るのも良いでしょう。
5月の新緑がベストシーズン! 水鏡が綺麗に見えるのは、穏やかな無風の日ですが、一般には早朝がオススメです。

★チョウトンボ撮影ポイント:
夏の龍王ヶ淵は、トンボの天国です。特に黒い羽が光を受けて虹色に輝くチョウトンボがヒラヒラと飛ぶ様子が魅力です。東屋から東側に続く木道の周辺やその先の北東岸の遊歩道沿いで沢山見つけられます。

★天の川&朝日撮影ポイント:
天の川や朝日を撮るなら西~北西岸がオススメです。天の川が見られるのは、2月から8月くらいまで、2月なら夜明け直前、5月なら午後11時から午前4時頃まで、8月なら暗くなってから夜半までです。朝日や朝焼けの方角は季節によって大きく変わるので、撮影ポイントも季節に合わせてお好みの場所を探してみてください。

★夜間のライト使用についてお願い
夜間に駐車場でルームライトなどを点灯して休憩している方を見かけますが、対岸からの天の川撮影の支障になっていることがあります。肉眼では見えないような暗いライトやスマホの灯りだけでも、高感度撮影や長秒時露光撮影では強い光として写ってしまいます。駐車中や休憩中は全てのライトの消灯をお願いします。また、頭にLEDライトを着けた状態で歩き回らないように! ライトはできるだけ減光した状態で低い位置で手に持って足元だけを照らすようにしましょう。
特に天体観測用の赤色ライト(紙の星図を見るときなどに使用するもの)は写真撮影の迷惑になるので使用しない方が良いでしょう。

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