心を癒してくれるやさしい灯り ―The gentle lights heal your heart―
なら燈花会は1999年から開催されているライトアップ行事です。毎年8月の上旬に10日間だけ、奈良公園を中心とした浮雲園地、猿沢池、興福寺、東大寺、春日大社など10カ所ほどのエリアで趣向を凝らした蝋燭の火が灯されます。
「燈花」とは、灯心の先にできる花の形のかたまりのことで、仏教でこれができると縁起が良いと言われているのだそうです。当初は蝋燭が1日辺り約1万本であったものが、年々増加して2万本を越えています。また、同時期に奈良市内の商店街などでも独自に蝋燭を灯すことから、全体のエリアも拡大しています。
点灯は、ボランティアで構成されたNPO法人「なら燈花会の会」や一般から公募した登録サポーターによって行われます。点灯前などに鹿が中の水を飲もうとしてカップをひっくり返すことも多く、万一鹿が飲み込んでも安全な天然素材とパーム油脂を使用しているそうです。
なお、燈花会は過去に不定期で秋、冬などに実施されたこともあります。
また、夏の平城京天平祭では、平城宮跡の大極殿前で燈花会が実施されています。
インフォメーション
2022年は、3年ぶりに開催(8月5日~14日)されます。
2021年は、事前登録済の方も含め全て観覧停止となりました。
2020年は、奈良公園会場での通常の燈花会は開催されません。
「#おうちで燈花会」につきましては公式サイトをご確認ください。
毎年8月5日~14日
19:00~21:45
2018年7月28日(土)早咲きの日(19:00~21:00)高齢者や障がいを持つ方にゆっくりと「なら燈花会」を楽しんでもらう日
店舗・施設名 | なら燈花会 |
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NAME | Nara Tokae Festival (Candle Festival) |
読み方 | ならとうかえ |
開催時期 | 2023年8月5日 ~ 2023年8月14日 |
住所 | 奈良県奈良市 奈良公園周辺 |
アクセス | 名阪国道の天理インターからR169号を北上(約8km) ●近鉄奈良駅から徒歩約10分~ ●JR奈良駅から徒歩約20分~ ●奈良交通バス県庁前、大仏殿前などで下車 |
駐車場 | 開催期間中は、公共交通機関の利用をオススメします。 |
ホームページ | http://www.toukae.jp/ |
事務局からのご案内
エリアが大変広く、暑い時期でもあるので1日で全部回ろうとするとかなりの体力を必要とします。
可能であれば2日くらいに分けて回るか、狙いを定めて2~3カ所を重点的に回る方が良いでしょう。
熱中症に気を付けて水分の補給をしながらゆっくりと楽しみましょう。
点火や消火は、ボランティアの手で行われています。灯火の油には害のないものが使われていますが、中の水を飲もうとした鹿がひっくり返してしまうことも多いようです。