歴史のある丘 ―The hill with history―
明日香村の西端にある丘陵で東西数百m、南北1km、標高は148mです。日本書紀などにも記載があり、大化の改新で蘇我氏が滅ぼされるよりも前には、飛鳥地域を見下ろすこの丘の中腹と麓に蘇我蝦夷と蘇我入鹿の邸宅があったと言われています。北側には甘樫丘展望台、南側には河原展望台があって明日香村はもちろん、藤原宮跡や大和三山などを見渡すことができます。西側の景色は南北どちらの展望台から見てもあまり変わりませんが、北側の甘樫丘展望台の方がより広い範囲を見渡すことができます。
丘に登る歩道は東西南北から多数ありますが、一番一般的なのは南東側の無料駐車場から河原展望台に上る道で、そこから尾根伝いに甘樫丘展望台に行くこともできます。また、北側の麓から登る散策路には、万葉集などで歌われた植物が植えられた「万葉の植物園路」があり、春はサクラやナノハナの名所でもあります。丘全体が国営飛鳥歴史公園甘樫丘地区となっています。
店舗・施設名 | 甘樫丘 |
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NAME | Amakashi-no-oka hill |
読み方 | あまかしのおか |
住所 | 〒634-0107 奈良県高市郡明日香村大字豊浦 |
アクセス | 西名阪道の郡山インターから旧R24号を南へ約10km、葛本町交差点を左折、350mで葛本町東交差点を右折、2kmで縄手町交差点を左折、1.2kmでみぎがわ右折、道なりに3.3kmで右側に無料駐車場。 ●近鉄橿原神宮前駅から奈良交通バス甘樫丘下車 |
駐車場 | あり(無料・有料) |