吉野神宮 ― Yoshino-jingu shrine ―

見果てぬ京都御所を臨む ―Shrine that faces to longed-for Kyoto palace―

南朝の初代天皇である後醍醐天皇を祭神とする神社で、明治22年(1889)に、明治天皇の意向で創建が決定、明治25年(1892)に社殿が竣工しました。その時にそれまで吉水神社で祀られていた後醍醐天皇像(後村上天皇が彫ったものとされています)が移設されました。
現在の社殿は昭和7年(1932)の改築で、本殿、拝殿などは全て檜造りだそうです。神社としては比較的珍しく北を向いて建てられていますが、これは後醍醐天皇が京都の御所への帰還を熱望しながら果たすことができなかった思いを表しているのだそうです。

  • 鳥居
  • 狛犬
  • 拝殿
  • 絵馬

インフォメーション

多くの神社が東や南を向いているのに対して、北向きの神社としては、広島県の厳島神社が有名です。厳島神社の場合は、本州から海を渡る地理的な要因で北向きとなったのでしょうが、吉野神宮の場合は意図的に北向きに建てられたそうです。

店舗・施設名 吉野神宮
NAME Yoshino-jingu shrine
読み方 よしのじんぐう
住所 〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町吉野山3226
電話番号 0746-32-3088
アクセス 西名阪道の郡山インターからR24号線で橿原を経由、または天理インターからR169号線で桜井を経由するなどして、吉野へ約30km、神宮は、吉野山金峯山寺方面への途中
●近鉄「吉野神宮」駅から徒歩約30分
駐車場 あり(拝観目的の短時間の場合は無料)

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