河川敷を黄色く染める ―Dyeing the riverbed yellow―
4月中旬~下旬に三郷町、王寺町、斑鳩町など広範囲にまたがる大和川の河川敷に咲く自生の菜の花(セイヨウカラシナ)です。
畑ではありませんが、全部の面積を合わせるとかなりの規模になります。中に入りこむのは足場が悪くてちょっと困難ですが、ところどころに架かっている橋の上などから全体を眺めることができます。
写真を撮るなら、近鉄電車やJRとのツーショットのほか、河合町と斑鳩町をまたぐ「大城橋」(沈み橋・沈下橋)なども良いでしょう。
インフォメーション
西日本の河川敷などで一般に見られるのは、セイヨウカラシナという種類で、畑などで栽培されているセイヨウアブラナとは異なる種類だそうです。遠目に花だけ見ていると区別が難しいのですが、葉っぱの形はかなり違います。
カラシナも食用になるそうですが、カラシナの種子は辛子の原材料にもなるくらい刺激が強いのと、自生のものは交雑種も多いのでご注意ください。
「菜の花」とは、アブラナ科アブラナ属の植物の花の総称だそうで、アブラナやカラシナのほか、小松菜、チンゲン菜、白菜、キャベツ、ザーサイなどもとうが立つと菜の花が咲くそうです。
店舗・施設名 | 大和川の菜の花 |
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NAME | Rape flower of Yamato-river |
読み方 | やまとがわのなのはな |
住所 | 北葛城郡王寺町、生駒郡三郷町、斑鳩町、河合町など |
アクセス | ●JR、近鉄 王寺駅から徒歩 ●近鉄 大輪田駅から徒歩 |
駐車場 | なし |
事務局からのご案内
沈下橋(大城橋)付近は道が狭く、交通量も多いのでご注意ください。
また、線路内など危険な場所への侵入は絶対に止めましょう。