瑜伽神社 ― Yuga-shrine ―

夕陽に照らされる紅葉が美しい ―Autumn colors lit up by the setting sun are beautiful!―

平城遷都により飛鳥(明日香村)の神奈備より移されたため明日香の元宮に対して今宮と呼ばれています。 地元では「ゆが」神社とも呼ばれますが、正式には「ゆうが」神社です。飛鳥神奈備、大己貴命の娘の賀夜奈留美命を祭神としています。
この辺りは、平城(なら)の飛鳥と呼ばれ、飛鳥から移り住んだ人たちが故郷を偲ぶ場所でもあったと考えられます。現在でも学校や施設に飛鳥の名称が多く残っています。
もとは元興寺禅定院の鬼門除鎮守の社でしたが、後に興福寺大乗院(現在の奈良ホテル・大乗院庭園)がこの飛鳥山の山麓にできたことから藤原氏等の崇敬を受けることになりました。また、国道169号線(天理街道)で分断されるまでは奈良ホテルが建つ鬼薗山とはつながっており、中世の瑜伽山城、西方院山城・鬼薗山城の跡でもありました。拝殿の後方には、広い台地と濠の跡が残っていますが、神社側からは道が無いので台地に登ることはできません。
モミジや銀杏がある紅葉の名所としても知られ、奈良公園では珍しく、南西方向が大きく開けている高台にあって夕日が当たるために夕陽を浴びて輝く紅葉を見ることができます。
瑜伽山櫻楓歌碑:
「春は又 花にとひこん 瑜伽の山 けふのもみちの かへさ惜しみて」
作者:梶野土佐守藤原良材

  • 鳥居
  • 夕陽に照らされる
  • 夕景
  • 拝殿

インフォメーション

紅葉が一番美しいのは、晴れた日の午後4時過ぎから4時半ごろまでです。

店舗・施設名 瑜伽神社
NAME Yuga-shrine
読み方 ゆうがじんじゃ
住所 〒630-8301 奈良県奈良市高畑町1059
電話番号 0742-22-6766
アクセス 奈良交通バス「奈良ホテル」下車徒歩約2分
 なら和み館の駐車場裏側の道から直ぐ
駐車場 なし(一般の有料駐車場などを利用)

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