高天彦神社 ― Takamahiko-shrine ―

知る人ぞ知るパワースポット ―Supernatural power place, well-known but to the few.―

金剛山の東麓、登山道の入口に位置し、背後にある円錐形の白雲岳(標高694m)をご神体とする古い形式の神社です。
大神(おおみわ)神社などと同じく、山をご神体とするため本殿は無く拝殿だけがあります。
主神は、古代豪族、葛城氏の最高神で、記・紀神話の中で、出雲へ国譲りのための使者を命令した高皇産霊神(たかみむすびのかみ)です。※
ほかに市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)、菅原道真公を祀っています。
神社の創建は不詳ですが、天孫降臨の高天原とされ、天上の神代を連想させる名前や神秘的な風景に佇む姿から歴史ファンなどにも人気のあるエリアです。
神社の東に残る「蜘蛛窟」は、日本書紀にもこの地、葛城という地名とともに由来が記されており、全国各地に伝わる神楽の有名な題材のひとつにもなっています。
※「高天彦神」を金剛山の神霊そのものとする説もあります。

  • 杉の森
  • 神霊
  • 狛犬
  • 壮大な眺め
店舗・施設名 高天彦神社
NAME Takamahiko-shrine
読み方 たかまひこじんじゃ
住所 〒639-2336 奈良県御所市高天
電話番号 0745-62-3001
アクセス 南阪奈道路の葛城インターから山麓線(県道30号)を約9.5km南下、コミュニティバスの高天口バス停のある交差点で右折、約750mで左折、約200mで駐車場
駐車場 あり(無料)

事務局からのご案内

高天原(たかあまはら、たかまがはら)とは日本神話に登場する神様が住む世界です。 この高天原がどこをさしているのかは諸説ありますが、ここ御所市高天もその継承地のひとつで、大和三山や飛鳥京を雲の下に見下ろす高台となっている地形はまさに天上の地と言えるようなロケーションですね。

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