最大規模の伝統的建造物群 ―The largest district of Historic Buildings―
江戸時代の佇まいを感じさせる町家が多く現存していて、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
かつて「大和の金は今井に七分」といわれるほど繁栄しました。東西約600m、南北約310mの地域に全建物数1500棟弱のうち、伝統的建造物が約500棟あり、全国でも最大規模と言われていて、自治権を委ねられた自治都市としての面影も多く残されています。
今井町の北東側に隣接する八木町が、伊勢へと続く「横大路(初瀬街道)」と藤原京と平城京を結ぶ「下ツ道(中街道)」が交わる場所に位置することから、今井町もまた、その交通の要衝の一部であったと考えられます。
国の重要文化財として、今西家住宅、豊田家住宅、上田家住宅、音村家住宅、高木家住宅、中橋家住宅、旧米谷家住宅、河合家住宅、称念寺本堂が指定されており、ほかに奈良県、橿原市指定文化財も多数存在しています。今井まちなみ交流センター華甍には江戸時代の町並みを残す、今井の歴史町並みについての展示コーナー、映像シアター、情報提供の図書館などがあります。
現在でも時代劇の撮影などに良く使われています。
インフォメーション
2015年8月8日(土)19:00~22:00今井燈花会
店舗・施設名 | 今井町の古い町並み |
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NAME | Imai-cho, preserved historical district |
読み方 | いまいちょうのふるいまちなみ |
住所 | 奈良県橿原市今井町2-3-5 (まちなみ交流センター) |
電話番号 | 0744-24-8719 |
アクセス | 郡山インターからR24号バイパス、曲川町東交差点を左折、四条町西交差点を左折(郡山インターから合計約15km) ●JR桜井線「畝傍駅」徒歩約10分 |
駐車場 | あり(有料) |