平安時代から伝わる庖丁儀式 ―Kitchen knife ceremony from the Heian era―
近鉄奈良に近い漢国(かんごう)神社で毎年6月17日に行われるお祭りで、近くの率川(いさがわ)神社で行われる三枝祭(さいくさのまつり)と同じ午前10時30分から行われます。こちらも「ゆり祭り」なのですが、率川神社では、巫女さんが舞うのに対して、こちらでは平安初期から伝わると言う清和四条流一門による式庖丁儀式が奉納されます。
庖丁儀式では、真魚箸(まなばし)と庖丁だけを使い、お供え物の魚には一切手を触れることなく三枚におろして盛り付け、最後にササユリを使って飾り付けをします。率川神社の三枝祭りと同じ日の同じ時刻に行われるので同時には見られませんが、是非両方見ておきたい魅力的なお祭りです。
インフォメーション
見学スペースは狭いので最前列は2~3人ですが、境内がぎゅうぎゅう詰めというほどでは無いので、隙間から覗き込むことなどは可能でしょう。
店舗・施設名 | 華鎮三枝祭 |
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NAME | hanashizume-sakigusa festival |
読み方 | はなしずめさきぐさまつり |
開催時期 | 2023年6月17日 |
住所 | 〒630-8242 奈良県奈良市漢国町6 |
電話番号 | 0742-22-0612 |
アクセス | ●近鉄奈良駅より徒歩約3分 ●JR奈良駅より徒歩約10分 やすらぎの道と登大路の交差点(高天)から南へ80m、西側の路地に入って50m |
駐車場 | あり(無料、当日は周辺の有料駐車場を利用ください) |
ホームページ | http://www.kangou-jinja.jp/index.html |