1300年前の平城京の大内裏 ―The Imperial Palace of an ancient capital 1300 years ago―
約1300年前の平城京の中で天皇の住まいや官公庁があった部分の遺構です。
奈良時代の政治の中心であり、ここを中心に東に東大寺、西に西大寺などの寺院が配置され、また朱雀門から平城京の南端である羅城門(大和郡山市)へと続く幅75m、長さ4kmの朱雀大路がありました。
現在は、世界遺産にも登録され、東西1.3km、南北1km、面積120haの広大なスペースの中に大極殿、朱雀門、東院庭園などが再現され、資料館や遺構展示館なども点在しています。大極殿の内部には、天皇の玉座に当たる高御座(たかみくら)なども再現されています。
特別史跡となるまで、長らく田畑であったため、鉄道(近鉄)の線路が斜めに横切っています。
地元では昔から知られた桜名所であり、春・夏・秋には平城京天平祭、冬には奈良大立山まつりなどのイベントも行われます。
「古都奈良の文化財」としてユネスコ世界遺産に登録されています。
インフォメーション
主なイベント
平城京天平祭・春
平城京天平祭・夏
なら奈良まつり
平城京天平祭・秋
奈良大立山まつり
店舗・施設名 | 平城宮跡 |
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NAME | Heijo palace |
読み方 | へいじょうきゅうせき |
住所 | 奈良県奈良市 佐紀町 |
電話番号 | 0742-30-6752 |
アクセス | 西名阪自動車道の郡山インターからR24号を北へ9km ●近鉄大和西大寺駅南口から徒歩約15分 ●JR奈良駅西口からバス約15分 |
駐車場 | あり(無料:イベント開催時は使用不可の場合あり) |
事務局からのご案内
大極殿と朱雀門の間は、磯敷き舗装されていて、徒歩でも移動できますが、建物や樹木も無いので、特に真夏や真冬、悪天候時は、周回する路線バスや「ぐるっとバス」などを利用した方が良いでしょう。
イベント開催時も開催場所により、大極殿側か朱雀門側か近い方のバス停を選んだ方が楽にアクセスできます。
若草山焼きの撮影スポットとしても良く知られており、当日は早くから無数のカメラ三脚が何重にも並びます。
8月上旬の夕刻には、5~6万羽とも言われる大規模な「ツバメのねぐら入り」を観察することもできます。
東側は、手つかずの状態でススキ、アシ、オギなどの群生原になっているところもあり、秋は見ごたえがありますが、ほとんど起伏が無いので、高い場所から全体を見渡すようなことはできません。