苔が美しい日本庭園 ―Japanese garden with beautiful moss―
奈良公園の一角にある庭園で、隣には依水園、また近くには入江泰吉旧居などの見どころもあります。ただ、団体客や修学旅行生が集まる東大寺南大門から大仏殿の辺りに比べると人通りは少な目で閑静な住宅街の印象があります。
場所的に東大寺の一部のように見えますが、「興福寺古絵図」によると興福寺子院の摩尼珠院があったとされています。1919年(大正8年)に現在の建物と庭園が造られた後、企業の迎賓施設となり、現在は、奈良県が所有しています。
園内は主棟(池の庭)、茶室(苔の庭)、茶花の庭があります。奈良公園内を流れる吉城川の一部を取り入れているほか、地下水脈が流れていると言われており、苔が豊富です。
主棟の窓ガラスは、現在ではほとんど見られなくなった表面が波打つ「手打ちガラス」です。20世紀前半に手吹き円筒法という製法で作られたものだそうです。
インフォメーション
9:00~17:00(入園は16:30まで)
開園期間:4月1日~2月14日、3月1日~3月31日
(2月15日~2月28日は休園)
茶室利用期間 :1月5日~12月27日
店舗・施設名 | 吉城園 |
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NAME | Yoshikien-garden |
読み方 | よしきえん |
住所 | 〒630-8213 奈良県奈良市登大路町60-1 |
電話番号 | 0742-22-5911(茶室利用の受付) |
アクセス | JR奈良駅、近鉄奈良駅より奈良交通バス「県庁東」下車徒歩約3分 |
駐車場 | 近隣の有料駐車場をご利用ください。 |
ホームページ | http://www.pref.nara.jp/39910.htm |
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