大和路を愛した写真家の旧居 ―The photographer who loved Nara―
奈良の仏像、風景、伝統行事、万葉の花などの写真で知られる故・入江泰吉(1905-1992)が、戦後(大阪から生まれ故郷の奈良に戻って)から亡くなるまで過ごした旧居です。
東大寺の旧境内の一部が住宅地化し、土塀や古い街並みが残る水門町の一角にあります。
茶室、アトリエ、書斎など、こじんまりとした外観からは想像できないほど沢山の部屋があり、離れの暗室や吉城川に続く庭園も見学できます。
特に離れの暗室は、自作の棚が残るほか、機材なども設置されていて、生前のご活躍が目に浮かぶようです。
奈良を体験する様々なイベントも開催されています。
なお、全作品が奈良市に寄贈されたため、奈良市高畑町にある入江泰吉記念奈良市写真美術館で、それらの作品を時々のイベントのテーマごとに観賞することができます。
(この旧居も没後ご家族から奈良市に寄贈されたものです。)
インフォメーション
9:30~17:00(入館は16:30まで)
店舗・施設名 | 入江泰吉旧居 |
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NAME | The former residence of Taikichi IRIE |
読み方 | いりえたいきちきゅうきょ |
住所 | 奈良県奈良市水門町49番地の2 |
アクセス | 県庁東交差点から北へ100mの信号を右折、突当り依水園入口を左折して150m、左側。 |
駐車場 | 一般の有料駐車場(登大路駐車場など) |
ホームページ | http://kyukyo.irietaikichi.jp/ |