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「ゆり祭」としても知られる率川（いさがわ）神社の代表的な神事です。
飛鳥時代、文武天皇の頃から伝わり、桜井市の大神神社で行われる鎮花祭と共に疫病を鎮めることを祈る日本最古の祭りのひとつとされます。
お祭りは6月16日から18日までの3日間で、初日の16日は、桜井市の大神神社（おおみわじんじゃ）から届けられた三輪山に咲くササユリの花が午前11時頃にJR奈良駅に到着し、これを率川神社まで運んで奉納するところから始まります。
メインの三枝祭は、6月17日の10時30分からでササユリに添えた酒を神前に供えたのち、花をかざした４人の巫女が神楽舞を奉納します。また、午後1時15分からは、七媛女・ゆり姫・お稚児さんが、三条通り→小西さくら通り→近鉄奈良駅→東向き商店街→餅井殿センター街→下御門商店街→奈良町大通り、の順に練り歩きます。
最終日の6月18日も商店街などを練り歩く行列があり、16時過ぎからは奉納演芸大会も行われます。