江戸~明治時代の商家が残る ―Groups of Important Historic Buildings―
古くは飛鳥時代にまで遡り日本書紀にも記載があり、柿本人麻呂ゆかりの地でもあります。また京都や奈良と伊勢をつなぐ交通の要衝としても長い歴史を持つ町ですが、秋山氏が城を築き、その城下町として栄えたのが松山地区の起源だそうです。
秋山氏は豊臣氏に追放されて、秋山城には秀吉の弟、秀長の家臣が入り、その頃、阿貴町から松山町に名前を変えたと言われています。
現在も江戸時代から明治時代の商家が数多く残り、2006年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
旧街道は車がやっとすれ違える程度の狭い道が続きますが、並走する国道(R166号とR370号)沿いの「道の駅宇陀路大宇陀」に駐車場があり、足湯などもあります。
また3月下旬から4月上旬に咲くカタクリの花などで有名な森野旧薬園も松山地区の中心にあります。古くは薬草で知られ、ロート製薬、ツムラ、アステラス製薬(旧藤沢薬品)などの創設者を輩出した地でもあります。現在でも吉野葛や日本酒の生産地として知られています。
インフォメーション
2016年8月25日(木)~27日(土) 18:00~21:00宇陀松山夢街道・町並みライトアップ
2015年10月24日(土)~25日(日)宇陀松山華小路
2015年8月27日~29日 18:00~21:00宇陀松山夢街道・町並みライトアップ
店舗・施設名 | 大宇陀松山地区 |
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NAME | District of Ouda-Matsuyama |
読み方 | おおうだまつやまちく |
住所 | 奈良県宇陀市大宇陀上新 |
アクセス | 針インターからR369号を9km南下し玉立橋東詰を右折、3.6kmでR370号へ右折、3.2kmで内原を左折、2.7kmで右側と左側に道の駅駐車場(針から合計約18km) |
駐車場 | あり(道の駅宇陀:無料) |