からくりおもちゃに触れて遊べる! ―Touch & enjoy trick toys!―
奈良町の伝統的な町家の中で、復元された昔ながらのおもちゃに実際に触れて楽しむことができる体験型の施設です。
明治期に名声を博した「松利」という料理屋の離れだった旧松矢家住宅の母屋と、往時の姿をとどめる中庭を活用しています。伝統的な奈良町の町家の様式を随所にとどめ、奈良市の都市景観形成建築物等に指定されています。
母屋1階には、復元された江戸時代以降のからくりおもちゃが常設展示されていて、それらを実際に手に取って自由に遊ぶことのできるスペースとなっています。
木や竹・和紙などの素材のやさしさに触れながら、スタッフが由来などを説明し一緒に遊んでくれます。
また、平成24年に新築された工房棟では、毎月1回からくりおもちゃの製作体験講座を開催しています。
所蔵するおもちゃは、昔のものや復元されたものを含めて合計600点、そのうち、からくりおもちゃは200点にのぼり、2ヶ月に1回程度展示替えをしながら、常時30点ほどのおもちゃに触れることができます。
インフォメーション
9:00~17:00
店舗・施設名 | 奈良町からくりおもちゃ館 |
---|---|
NAME | Naramachi Karakuri omocha-kan |
読み方 | ならまちからくりおもちゃかん |
住所 | 〒630-8338 奈良市陰陽町7番地 |
電話番号 | 0742-26-5656 |
FAX番号 | 0742-26-5656 |
定休日 | 水曜日、年末年始(12月29~1月3日) (祝日の場合、休館日が変わることもあり) |
アクセス | ●近鉄奈良駅より徒歩約10分 ●JR奈良駅より徒歩約15分 |
駐車場 | 近隣の有料駐車場をご利用ください。 |
ホームページ | http://karakuri-omochakan.jimdo.com/ |
事務局からのご案内
からくりおもちゃ館のある陰陽町(いんようちょう・いんぎょまち)は、奈良時代よりも後の平安時代に陰陽師(おんみょうじ)安倍晴明などで知られるようになった陰陽師が住んでいた地域でした。生駒山に沈む夕日を眺めることのできる奈良町からくりおもちゃ館の前の坂道は陰陽坂(いんぎょざか)などとも呼ばれています。
奈良時代の陰陽師は、宮中で暦の作成や天体観測などに携わる意外と地味な職業だったそうですよ。