297mの吊り橋! ―297m in length!―
谷瀬の吊り橋は、日本で一番大きな村、十津川村にある日本一長い歩道吊り橋(長さ297m、川からの高さ54m)として知られていますが、実際は1954年に完成した時点では、日本一でしたが、1994年に竜神大吊橋(茨城県)に日本一の座を譲っています。それでも生活用の鉄線吊り橋としては、今でも最長だそうです。
橋は、一人で渡るだけでも歩く時の振動で結構揺れますが、何人かが一度に渡るとさらに不規則な周期で揺れるので、スリルがあります。また、左右のワイヤーまでは距離があるので、手すりのようにもたれかかることはできません。
この橋は今でも生活道路として活用されているので、地元の方が、バイクや電動カートなどで渡ることもあります。
北岸には「ゆっくり散歩道」と「展望台」の案内地図があり、片道約1.5km(上り徒歩約30分、下り約20分)で吊り橋を眼下に見下ろすことができる展望台まで行くことができます。散歩道の途中には、ところどころに手作りの案内板があります。
インフォメーション
同時に沢山の人が渡ると危険なため、係りの人が付いていますが、通行は無料です。
一般的には南岸側の駐車場に車を停めて徒歩で北岸へ渡り、また徒歩で南岸に戻りますが、混雑時などは、南から北への一方通行になり、その場合は有料のバスで車の渡れる橋へ迂回して南岸に戻ることになるそうです。
毎年、8月4日を「橋の日」とかけて、地元のOMC十津川太鼓倶楽部「鼓魂」による和太鼓のライブが橋上で開催されます。
店舗・施設名 | 谷瀬の吊り橋(谷瀬橋) |
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NAME | Tanize suspension bridge |
読み方 | たにぜのつりばし(たにせばし) |
住所 | 奈良県吉野郡十津川村上野地 |
電話番号 | 0746-63-0200 (十津川村観光協会) |
アクセス | 南阪奈道路葛城インターからR165号線、R24号線、R168号線などを経由して62km ●近鉄大和八木駅より奈良交通バスで上野地下車徒歩約3分(八木駅より約3時間) |
駐車場 | あり(有料、無料) |