3,000本の紅葉が美しい ―3, 000 maples are beautiful!―
正暦3年(992年)に一条天皇の勅命により創建されたお寺で、菩提山寺とも呼ばれます。創建当初は86坊もの塔頭が菩提仙川を挟んで立ち並んでいたそうです。現在残っているのは、江戸時代に建立された福寿院客殿・護摩堂と少し離れて川上の方に建つ大正時代再建された本堂・鐘楼堂などです。
奈良の中心部から8kmほど離れた奈良市と天理市の境界近くですが、深山の趣があり、約3,000本と言われる紅葉が秋に美しく色づきます。これらの紅葉は、もとは春の新緑を愛でる目的で植えられたものなのだそうですが、特に福寿園客殿の縁側に腰かけて眺める庭園と借景の紅葉がオススメです。
福寿園客殿と白鳳時代の薬師如来倚像が、国重要文化財に指定されています。他に人形供養の受付(要供養料)を行っています。
インフォメーション
進入道路の途中からセンターラインが無くなりますが、すれ違いができないほど狭くなるのは、大型バスの駐車場を越えてから普通自動車の駐車場に至る短い区間だけです。紅葉シーズンには、案内の係員が付きますが、紅葉シーズンの休日などは混雑が予想されます。
店舗・施設名 | 正暦寺 |
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NAME | Shoryakuji-temple |
読み方 | しょうりゃくじ |
住所 | 〒630-8413 奈良県奈良市菩提山町157 |
電話番号 | 0742-62-9569 |
アクセス | 名阪国道・西名阪道の天理インターから天理街道(R169号)を約2km北上、窪之庄南交差点から東へ3.9km(途中、要所に案内板あり) ・紅葉シーズンは、JR奈良駅、近鉄奈良駅から臨時バスあり(奈良交通) |
駐車場 | あり(シーズン中は協力金が必要) |
ホームページ | http://shoryakuji.jp/ |