日本の棚田百選のひとつ ―One of the 100 best Tanada (Terraced paddy field) ―
「日本の棚田百選」にも選ばれている明日香村の美しい棚田です。
日本人の心の原風景で知られる明日香村の中でも広大なエリアに広がる棚田風景は格別です。水を張った田植えの時期とヒガンバナ(彼岸花、曼珠沙華)が咲く9月中旬~下旬の時期が特に美しくオススメです。
ヒガンバナの時期には、毎年「案山子ロード」と呼ばれる遊歩道で「かかしコンテスト」が行われます。出品される案山子はどれも個性的でデザインのレベルも高いのが特徴です。
ヒガンバナは、通常は田んぼの畔などに自生していますが、特にこの地区では手厚く保護され、案山子ロードを中心に赤い花のほかに白い花も見ることができます。また、種類は違いますがよく似た黄色い花で「鍾馗水仙(ショウキズイセン)」も同じ場所で見ることができます。
この付近では、他に細川地区の棚田も有名です。
インフォメーション
2017年の「かかしコンテスト」は、9月23日(土)~24日(日)です。(展示は8月下旬から11月中旬まで)
ヒガンバナの例年の見ごろは9月中旬~下旬ごろです。
店舗・施設名 | 稲渕の棚田 |
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NAME | Tanada in Inabuchi |
読み方 | いなぶちのたなだ |
住所 | 〒634-0123 奈良県高市郡明日香村 |
アクセス | 西名阪道の郡山インターから京奈和道またはR24号線を経て明日香村へ約22km ●近鉄飛鳥駅から約3km(レンタサイクル等) |
駐車場 | あり(ただしオンシーズンは大変混雑します) |
事務局からのご案内
ヒガンバナは、気温が下がると咲き始めるので、同じ場所では、日陰から日向の順に開花します。
それぞれの花の見ごろは一週間程度と桜なみに短く、時期を過ぎると白っぽく色あせてしまします。