「砂かけ祭り」で知られる ―Sunakake (sand) festival is famous―
日本書紀にも記載がある式内社(名神大社)、二十二社(中七社)の一社で、現在は神社本庁の別表神社です。その歴史は古く、遅くとも7世紀以前には信仰の母体があったと言われています。主祭神は、若宇加能売命(わかうかのめのみこと)で、社伝では伊勢神宮外宮の豊宇気比売大神、伏見稲荷大社の宇加之御魂神と同神とされています。また、水、水田、五穀豊穣の神として信仰されています。
水の神様と言われるだけあって、曽我川(高田川)・大和川・飛鳥川など奈良盆地内を流れる河川のほとんどが合流する交通の要衝に鎮座しますが、現在は、主要な鉄道の駅からも離れて、住宅地や工場に挟まれた立地になっており、普段は観光客などもあまり見かけません。それでも、200m以上の木立に囲まれた参道を歩くと由緒のある神社であることが実感できます。
毎年、2月11日に行われる「砂かけ祭り」(庭上の儀、砂かけ行事)は、御田植祭で、砂を雨に見立ててかけ合い五穀豊穣を祈ります。
インフォメーション
砂かけ祭り(毎年2月11日)
午前11時~ 殿上の儀
午後2時~ 庭上の儀
店舗・施設名 | 廣瀬大社(廣瀬神社) |
---|---|
NAME | Hirose-taisha (ground) shrine |
読み方 | ひろせたいしゃ(ひろせじんじゃ) |
住所 | 〒636-0051 奈良県北葛城郡河合町川合99 |
電話番号 | 0745-56-2065 |
アクセス | 西名阪道の法隆寺インターから南へ400mで左折、600mで左側に一の鳥居(鳥居の東側が参拝者用駐車場) ●JR法隆寺駅より徒歩約30分 ●近鉄 池部駅より徒歩約25分 |
駐車場 | あり(無料) |
ホームページ | http://hirosetaisya.p-kit.com/ |
事務局からのご案内
河合町のイメージキャラクタは、「すな丸」です!