弥生時代の環濠集落遺跡 ―The moat colony of the Yayoi period―
唐古・鍵遺跡は、出土遺物などから弥生時代の日本列島内でも重要な勢力の拠点があった集落とみられており、外濠を含めた全体では約42万平方メートルの面積を占めています。
発掘調査で絵を描いた絵画土器が多数出土していますが、そのうちの二つの土器の破片に「楼閣」が描かれていました。復元されている楼閣は、その絵をもとにしているため、正確性を求めたものではなくて、かなりユーモラスな印象です。
桜が植えられているほか、周辺は高い建物が少なく、よく開けているので朝日や夕日を見るのにも適しています。
なお、2018年に道路を挟んで北西側に道の駅 レスティ唐古・鍵がオープンしました。これにより、駐車場とトイレが24時間使用可能となっています。また公園全体も「唐古・鍵史跡公園」として綺麗に整備され、北西端には遺構展示情報館も設置されています。
唐古・鍵遺跡は、1999年に国の史跡に指定されています。
店舗・施設名 | 唐古・鍵遺跡 |
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NAME | Karako-kagi ruins |
読み方 | からこかぎいせき |
住所 | 奈良県磯城郡田原本町大字唐古及び大字鍵 |
定休日 | 唐古・鍵公園事務所:月曜日(祝日の場合、次の平日)、12月28日~1月4日 |
アクセス | 郡山インターから(大和御所道路ではない)旧R24号を南へ4.8km、右側の道の駅レスティ唐古鍵に駐車場 |
駐車場 | あり(レスティ唐古・鍵、無料) |