今朝は雲海、月と水星

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今シーズンは雲海に恵まれず、特に11月に入ってからは、冬型の北西風の強い日が多くて、ほとんど霧も出ていません。昨日は軽く雨も降ったので、少しだけ期待していつもの鳥見山にやってきましたが…
霧はそこそこ湧いて出るのですが、直ぐに風に舞い上げられてしまい、なかなか雲海になってくれません。おまけに舞い上げられた霧がモヤになって上空を覆うので見通しもすっきりしません。これから先、最低気温が氷点下になると湿気が霜になってしまう可能性が高いので、こんなお天気が続くと今シーズン、鳥見山などの山間部での雲海はちょっと望みが薄くなってきました。


空が明るくなる頃には、地表の霧はほとんど消えてしまいましたが、雲の間から新月前の細い月が昇ってきました。


満月から次の新月までの月は明け方に空が明るくなっても見えるので「有明月」「暁月」などと言われますが、中でも新月直前の細い月は格別ですね。月の右に見えるのは、最初、春の大三角形のひとつ、スピカ(乙女座)かと思いましたが、これは水星でした。水星は金星よりも太陽に近くて、目印になるものが無いとなかなかこれとわかりませんが、今日は月のお供でわかりやすかったです。


日が昇る頃には、雲海は完全に消えてモヤになってしまいましたが、朝日と薄明光線も見られたので満足です。(^^)

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