これが本当のアジサイの花

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日本原産で世界に広がったアジサイの花… 奈良の平地部分ではすっかり色づいて見頃になりましたが、山麓部や山間部ではこれから月末にかけてが見頃です。吉野山下千本、七曲り坂あじさい園も淡いグラデーションの花が増えてきました。
ところで、アジサイと言えば、大きな花びら?のある上の写真の部分が花のように見えてしまいますが、実はこれ「装飾花」とは呼ばれているものの正しくは「花」ではなくて「萼(がく)」です。


ガクアジサイの場合だと花の真ん中にある粒々(上の写真)の部分が、本当の花、「真花」で、これはまだ開花していない状態です。


でこちら、実物は物凄く小さいのですが、開花した状態の真花のクローズアップです。気象ニュースなどでアジサイが「開花」したと言うのは、この真花が開花した時を言うのだそうです。手毬型のホンアジサイは、原種のガクアジサイを品種改良したもので、装飾花だけしかない様に見えますが、実は奥の方に少しだけ真花が隠れていますよ。

先日、同じアジサイ科のウツギとアジサイは似てないと言いましたが、真花の部分を比べたら、ちょっと似てるかも…

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