雲海が出た日のお松明

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雲海が出た3月9日の朝、若草山から見て雲海になっているという事は、まだ大仏殿や二月堂は霧の中、参拝者はまだ誰もいません。やがて霧の向こうに昇る朝日が見えてきます。


3月12日に使う籠松明は既に並べられています。この日童子さん達が作っているのは、達陀(だったん)の行法でお堂の中で使う長さが短い松明ですね。この日も明るいうちは、参拝者も観光客も例年よりもかなり少なく、二月堂の周囲は静まり返っていました。


それでもお松明の始まる時間の前になると、どんどん人が増えてきました。ぎゅうぎゅう詰めではないにしても縫うようにしないと歩けないほどです。やはり、お松明の見られる14日間の中では、前半に比べると後半が混雑するのは例年と同じ傾向のようです。特に籠松明の上がる3月12日と最終日の3月14日は混雑が予想されますので、残り僅かとなりましたが、人ごみを避けたい方は別の日を選んだ方が良いでしょう。

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