若草山から奈良盆地の大雲海

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昨夜、奈良盆地の中央辺りから発生した濃霧は徐々に広がり始めていました。大阪平野に雲海が出ていないかを確認したのですが、生駒山くらいの標高が無いとガスに阻まれて無理だった(スカイラインは夜間閉鎖)ので、明日、山焼きが予定されている(^^)若草山に方向転換…
午前5時前、奈良盆地の北東部はまだ霧に覆われていませんでしたが、霧に追い立てられるように若草山に登りました。この時点では、もう夜景が見えているのは、県庁から高畑町の辺りだけで、近鉄奈良駅の辺りは雲海の下になっています。


1枚目の写真をトリミングで拡大すると興福寺の五重塔や県庁の辺りが写っています。


やがて奈良盆地全体が雲海に覆われてしまいました。予報では曇りでしたが少し青空と星も見えています。気温は低くありませんが、多少は放射冷却も効いているのでしょうか。


奈良教育大学や高畑合同宿舎の方向だけ少し街が見えています。


暗いうちは絶景独り占め(^^)でしたが、この頃には5~6人のカメラマンが集まりました。
それにしてもこの季節に奈良盆地の雲海は珍しいですね。若草山からは平均して年に1~3回雲海が見られますが、特に綺麗なのは数年に1回くらいで、普通は晩秋に見られます。
昨シーズンは秋らしい天候が少なくあまり雲海には恵まれませんでしたが、ここのところ菜種梅雨とも言われるような異常な高温多湿なので、真冬なのに季節の変わり目のような気象条件になっているのかも知れません。

→ 動画バージョンはこちら

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