キトラ古墳からみる古代中国の天文学(~10/20)

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本日は、お天気が下り坂でしたが、明日香村、キトラ古墳の四神の館に行ってきました。常設展示はいつもどおりですが、現在公開中の期間限定の展示・イベントとしては上の写真の通り二つあります。
● キトラ古墳壁画(白虎、天文図)2019年9月21日~10月20日
● キトラ古墳からみる古代中国の天文学(プラネタリウム)10月17日~20日

古墳壁画公開の方は、基本的に事前申込みが必要ですが、余裕があれば当日受付(無料)もあり、とのこと。本日は朝一番は、団体の事前申込みが多かったそうですが、昼頃は余裕があったので直ぐに見ることができました。(ラッキー!)


上の写真は、常設展示のレプリカ(左は天文図、右は石室)ですが、今回は、天井の天文図と西壁の白虎の実物を見ることができました。壁画の劣化を防ぐために照明は落としてあり、もちろん写真撮影はできません。四神の壁画の中でも全体像が良く残っている白虎に加えて、一部だけ確認できる十二支のうちの寅も見ることができました。


そして、いよいよお楽しみ「キトラ古墳からみる古代中国の天文学」です。こちらは移動式のプラネタリウムを使った15分間(9:45~16:30)の映像で、各回9名の先着順、もちろん無料です。外観を見ると小さいように見えますが、ドーム型スクリーンに鮮明な映像が投影されるので結構な迫力があります。3Dではありませんが、地球の映像がどんどん迫ってきてキトラ古墳までズームアップされるシーンでは、3D?と見まごうような感覚になりました。
天文図の解説では、西洋の星座との対比などもCG映像を中心にわかりやすく解説され、投影される映像には、天の川やお馴染みの星座も正確に再現されているので、天文ファンにはたまりません。ちなみに北斗七星(北斗)、オリオン座(参宿)、シリウス(天狼)、カノープス(老人)のように対比されるそうです。

ー おまけ(その1) -

↑ パンフレットにペーパークラフトのミニチュア石室が付いていますよ!

ー おまけ(その2) -

↑ 帰りに橿原市の「万葉ホール」5階のレストランでランチ… 畝傍山の景観が秀逸!

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