- 2019-3-10
- ブログカテゴリー: 行ってきました!。
さて、東大寺二月堂、修二会のお松明が見られるのもあと4日を残すのみとなりました。特に明後日、3月12日にはサイズの大きい籠松明が見られるほか、深夜には、お水取りの名前の由来ともなった閼伽井屋の若狭井からお香水を汲み上げる儀式が行われます。
二月堂の周辺では、昼間も色々な儀式が行われています。例えば上の写真の右端は、練行衆の昼ごはんの後に鳥獣への施しを行う「生飯(さば)投げ」です。
二月堂から見下ろす夕景も綺麗ですね。これは3月5日の写真ですが、太陽の周りに白虹(暈)が見えています。良弁杉の先端の右辺りで雲が明るくなっているのが幻日です。この写真ではほとんど見えませんが、太陽の周辺部を拡大してみると「花粉光環」と呼ばれる虹色の輪も出ていました。
なお、3月11日と13日は通常通り午後7時からお松明が始まりますが、12日は午後7時半からで一般拝観者の境内への入場が制限され、先着順に歩きながらのご拝観となります。並ぶのが遅れると中に入れるまでにお松明が全部終了してしまう可能性もありますのでご注意ください。この日は周辺の道路や駐車場も混みあいますので時間に余裕を持って公共交通機関でお出かけすることをオススメします。
また、最終日の3月14日は、午後6時30分の開始で10本のお松明が一斉に並びます。こちらも混雑が予想されますので早めに中に入った方が良いでしょう。