修二会(お水取り)初日

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昨日は、東大寺二月堂・修二会のお松明が見られる初日ということで、早速行ってきました。
お水取りの由来となったお香水を汲み上げる儀式は3月12日の深夜(13日の午前1時半頃)に行われますが、一般に知られるお松明は、3月1日~14日まで毎夜(時間はこちらを参照ください)見ることができます。12日は、籠松明と言われる大きめの松明がいくつかお堂に上がりますが、その日は大混雑のために一般の参拝者は、通路を歩きながら僅かな時間しか見ることができません。安全のために照明なども使用されますので、松明の明るさにお堂が浮かび上がる厳粛な雰囲気でご拝観したいのなら、混雑する12日と最終日の14日を外す方がオススメです。
さて、初日となった昨日は、平日と言うこともありますが、新聞テレビなどの報道関係者が入っているものの一般の参拝者はそれほど多くありませんでした。お水取りが始まると春めいた気候も一旦冬に逆戻りするということがよくありますが、昨日も午後からは日差しが無く、西風が強く吹いて厳しい寒さでした。お堂の扉の上部に付いていた障子戸(写真上の右)も強風で吹き飛ばされてしまいました。

お松明とそれを担いで走る童子の方が主役のように見えてしまいますが、お松明そのものは、回廊の階段を登ってお堂に入る練行衆の道灯りなのだそうです。

練行衆が北側の入口から入堂した後、お松明を担いだ童子だけが、回廊を北側から南側に抜けるのは、昔、北と南の両方の入口から入堂した時の名残りなのだそうです。

今日は晴れていますが、夜は昨日よりも冷えそうです。また月曜日の雨の後も気温が下がる予報ですので、お出かけの際は、服装など暖かくして風邪などを引かないようにしてくださいね。

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