雪道に夏タイヤ、ダメ絶対!

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一昨日の首都圏の大雪では、トンネルに車が長時間閉じ込められるなどして大変なことになっていましたね。前日にあれだけTVなどで注意喚起されていたのに何故ノーマルタイヤで外出するの?って思ってしまいます。
雪道をノーマルタイヤで走行するのは道交法違反になるだけでなく、人身事故にもつながりかねませんので絶対に止めましょう。

冬タイヤ(スタッドレスタイヤなど)は、見た目は少し溝が深いだけで普通のタイヤと大きな違いはありませんが、柔らかい材質のゴムで雪をつかんむようにして走るので、ノーマルタイヤでは発進すらできないような状態の路面でも比較的安全に走行できます。(ただし、ゴムが硬化するので寿命は3冬くらいです。)
乾燥路でもそのまま走行できるので、年に数日しか雪が積もらないような地域でも安全のために装着する方が多いようですね。
ちなみに四輪駆動にノーマルタイヤと言う組み合わせもたまに見かけますが、四駆は発進時には効力を発揮できるものの止まるときは、四駆でも二駆でも性能は同じなので雪道では大変危険です。また、最近の車はほとんどABSなどの安全装備が付いていますが、これもブレーキをかけた時の方向の安定性を確保できるものの必ずしも制動距離は短くなりません。先ずはタイヤを優先して安全対策をしましょう。

一度融けた雪が凍るとアイスバーンとなってさらに滑りやすくなることもあります。場合によっては表面が黒光りする「ブラックアイスバーン」となって見た目ではわからなかったり、その上に薄く雪が積もっていることもあります。こんな場合は、スタッドレスタイヤと言えども万能では無いので、慎重に運転するように心がけたいものです。
ちなみに、スタッドレスタイヤを装着している場合でも金属チェーンを車に積んでおくとかなり安心です。いざという時に駆動輪に装着すれば、(経験者によれば)二駆+スタッドレス+チェーンで、ほぼ四駆+スタッドレスに匹敵するのだそうです。チェーンにも色々ありますが、効果の高さ、装着の簡単さ、収納スペース、価格の安さで総合的に見れば亀甲型の金属チェーンが圧倒的にオススメです。

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