6分で白銀世界へ(その1)

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先日からの寒波では、雪を求めて冬装備の車であちこちでかけましたが、今朝は冬装備どころか車が無くてもアクセスできる葛城山に登ってきました。葛城山は、5月中旬頃のツツジで有名ですが、この季節は条件が揃えば積雪や霧氷を見ることができます。
ロープウェイの駅へは、近鉄御所駅前からバスも出ていますが、車の場合は24時間対応の有料駐車場もあります。今日はロープウェイ乗り場の駐車場まで全く積雪や凍結はありませんでしたが、盆地に雪が降るような日は夏タイヤでは登れない可能性もあるのでご注意ください。


この季節、特に雪が積もると葛城山と言えども徒歩で登るには冬登山の装備が必要ですが、ロープウェイならたった6分で山頂近くまで行くことができます。山上駅から山頂までは徒歩15分ほどの緩やかな上り坂になっています。その日の条件にもよりますが、踏み固められた雪は滑りやすいのでご注意ください。
山頂近くの新雪は50cmほどにもなることがあるので、スニーカーだと中に雪が入ってきます。足首まである登山靴かトレッキングシューズがオススメです。ここを歩くだけならスパイク付きの長靴でも良いのですが、底敷きなどを入れないと足の裏が冷たいかも知れません。
また、今日のところは無くても大丈夫でしたが、軽アイゼンなどがあれば滑る心配は無いでしょう。


ライブカメラでお馴染みの山頂にやってきました。山頂付近は広大な雪原になっているのですが、ここよりも大阪側にはあまり雪がありませんね。でも、一番のお目当ては…


霧氷(むひょう)です。氷花、海老のシッポと言われることもありますが、花と言うよりは宝石のような輝きが魅力ですね。
樹氷(じゅひょう)は雪が木にくっついたものですが、霧氷は空気中の氷点下の霧がくっついて凍ったものです。大阪平野を渡って来る寒波の北西風は、立ちはだかる金剛生駒山系と和泉山脈にぶつかって、水越峠の辺りを抜けて行くのでしょう。強風にさらされた葛城山上にこんな素敵な贈り物を残して行ってくれますよ。

→ 6分で白銀世界へ(その2)に続きます。

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