- 2022-10-26
- ブログカテゴリー: 行ってきました！。
夜半には冬の星座が空高くに昇って来る季節になりました。オリオン座流星群の極大は過ぎましたが、昨日から良く晴れているので今朝（夜明け前）は冬の銀河（天の川）を撮ってみました。夏の銀河に比べると淡いので光害があるところではなかなか見えないのですが、南の空の高い位置（ほぼ天頂）になるので、そこそこ条件が良ければ見ることができます。火星やオリオン座、冬の大三角形を目印にすると探しやすいでしょう。
そして、こちらも条件が良ければ見られる竜骨座のカノープスです。今はだいたい４時過ぎ頃に南中するので、その前後に南の空の地平線に近いところに出現します。肉眼で見ると赤くて明るい光なので街灯のようにも見えますが、少し長めに露光して写真で見ると上の右（円内）のように横に流れているので星だと分かります。
冬の大三角形を目安に真下の地平線近くの明るい星を探すと良いでしょう。この写真は鳥見山からですが、南側に高い建物が無い場所なら、例えば藤原宮跡のようなところからでも条件次第で見ることができそうです。
