葛城古道のヒガンバナ(9/14)

Pocket


明日香村と並んで人気の高い葛城古道沿い、葛城一言主神社周辺のヒガンバナ開花状況です。
ぱっと見た感じ、まだほとんど赤い花は見えません。日本で古くからあるヒガンバナは、種で増える事の無い三倍体で、遺伝子が全部同じクローンであるため、同じような気象条件なら同じ時期に一斉に開花します。ただ、ヒガンバナは、日照時間が短くなると花が開く性質があるので、同じ地域でも木の影や北向きの斜面だと日なたよりも開花が早まります。
一言主神社周辺は、緩やかな北向きの斜面になっているので田んぼの北側の法面や一段低くなった道の法面などをよく見てみると…


咲いてますね(^^)!
これから数日間は、こんな感じで北向きの斜面などを中心に花が開いて行きます。その後は日なた部分も徐々に花芽が出てきてボリューム感が出てくるでしょう。


なお、田んぼの周囲の一段高くなっている畔(あぜ)の部分には立ち入らないようにしましょう。例年、歩道部分の低いところがぬかるみになっていることがあり、それを避けるために畔を歩く方をお見受けします。大勢で歩くと畔を壊してしまうことはもちろん、今の時期はまだ畔のヒガンバナは花芽が出ていないので、そこを歩くと知らずにヒガンバナも踏み潰してしまうことになります。
雨の後などは特に足元の状態が良くないので、長靴の持参がオススメです。マムシやスズメバチが狂暴化(^^)する時期でもありますので、その意味でも足首をガードすると安心です。
また、日中は大変暑くなりますので、濡らしたタオル、帽子、飲物なども持参して熱中症にならないようにご注意ください。

Website Pin Facebook Twitter Myspace Friendfeed Technorati del.icio.us Digg Google StumbleUpon Premium Responsive

ブログカテゴリー

月別アーカイブ

ブログ新着記事

 
ページ上部へ戻る