七夕※と言えば７月７日ですが、もともとの旧暦（太陰暦）で、今年（2022年）の場合だと明後日8月4日が七夕になります。空が十分に暗くなる午後8時ごろには既に天の川が天高く昇ってきている季節になりました。月が少しずつ明るくなって天の川の中心部に近づいてくるので、夏の天の川を眺められるチャンスもあと少しです。
※七夕の伝説は、「牽牛（アルタイル）と織姫（ベガ）の仲が良すぎて牛飼い、機織りの仕事を怠けたために天の帝の怒りをかって年に一回しか会うことができなくなった。」ところからきているそうです。
さて、月が沈んだ後、午前０時頃からは、天頂近くに秋の天の川を見ることができます。上の写真は先日午前３時頃に東を向いてほぼ真上を撮ったものです。木星、火星、カシオペア座、昴（すばる）などの目印にしやすい星がたくさんあるので参考にして下さい。
アンドロメダ銀河（M31）は肉眼で確認することは難しいですが、ほぼ天頂に近い場所にあるので、広角レンズでざくっと撮影してモニタ画面で見れば、楕円形に写る姿を簡単に確認することができます。
なお、今年のペルセウス座流星群のピークは８月１２日（金）の夜だそうです。（ただし、今年は満月のため、条件としては良くありません。）
