最強古生物の子孫(^^)?

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今の季節は、平野部の田んぼにも水が張られるので、こんな景色を狙うのも良いのですが、昨日はちょっと別のものを探しに行ってきました。


こちらの生き物、ホウネンエビ(豊年蝦)と言う縁起のいいお名前が付いているのですが、大和盆地(大和川水系、吉野川分水)の水田に広く分布していて、この時期に見ることができます。
大きさは1~2cmほどと小さくて、透明な体をしていますが、脱皮前には藻か何かの葉緑体を纏って緑色なることもあるそうです。結構動きが素早くて、常に動いているヒレ(遊泳脚)の部分はなかなか写真には写りませんね。しっぽが赤いので「田金魚」などと呼ばれることもあります。
これ、何かに似てるな~と考えてみたら…


カンブリア紀の最強生物アノマロカリスにそっくりです。(笑)
ただし、ホウネンエビはアノマロカリスとは節足動物であると言うこと以外、直接関係ありません。同じく水田でよく見かける生きている化石と言われるカブトエビも、カンブリア紀から繁栄した三葉虫に似ていますが直接の関係はなさそうです。トリケラトプスとサイが似ているのと同じような「収斂進化」の結果なのでしょうね。

 

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