- 2021-6-24
- ブログカテゴリー: 行ってきました!。
今朝は、しばらくご無沙汰していた宇陀榛原の鳥見山からの雲海絶景です。雲海と言えば昼夜の気温差が大きくなる秋と春がシーズンですが、夏場でも条件を満たせば発生することがあります。
このシーズンは、夜が短いので十分に地面が冷える前に朝になってしまうことから放射霧が発生しない日が多いのですが、前日に夕立などがあって地表に十分な湿気が補給されていることと、その後急速にお天気が回復し、かつ風がほとんど吹かないなどの条件があれば雲海になることもあります。特に夏の終わりごろになると連日のように「夕立由来の雲海」が発生することも期待できます。
さて、今朝は中間くらいの高さの雲海が画面左手の室生方面から右手の西峠にかけて出ていたのですが、手前の市街地には少ししかかかっていませんでした。地表付近では東風が吹いていたのでその影響かも知れません。
今の時期は、太陽が一番北より(画面の左寄り)から昇ります。鳥見山の見晴台から見ると額井岳の中腹辺りからになります。
一度姿を見せた太陽が再び上空の雲の中に姿を隠します。これ、太陽に照らされている地上が赤く明るく見えながらも空の明るさ、青さが抑えられるので「美味しいシチュエーション」なんですよ。日の出が2回楽しめる的な(^^)?
最後の最後になって天満台の辺りにも霧が流れ込んできました。