十一面観音にお別れ

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先週、NHKの「歴史秘話ヒストリア」で放映され、こちらのブログでもご紹介させて頂いた聖林寺に久しぶりに行ってきました。ここからは、大神神社と三輪山、青垣の山々と山の辺の道沿いに遠く若草山も見渡すことができますね。


十一面観音は、この階段を登った先にある観音堂に安置されています。現在、ご拝観は可能ですが、並行して初めて奈良を出て東京国立博物館へ移動のための準備も行われている様子です。観音堂の耐震工事が終わって戻って来られるのは、2022年の4月以降の予定なので、しばらくのお別れとなりますね。
2022年にお帰りになる頃には、少し距離を置いてご拝観できる前室なども新設され、また側面や背後からもご拝観できるようになるのだそうで、そちらも楽しみです。


こちらは、アメリカ人哲学者のフェノロサが寄贈した逗子です。(この部分のみ撮影可能、観音様のパネルがはめ込まれています。)現在の観音堂に比べると窮屈な印象はありますが、万一本堂が火災にあったときは、観音様だけが素早く後方に避難できるレールも装備されているのだそうです。
TVで紹介されたこともあって、普段はひっそりしている駐車場は半分くらいが埋まっていて、ひっきりなしに参拝者が訪れていましたよ。

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