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今シーズンは、特に11月に入ってからは雲海に恵まれる日が少なかったですね。11月17日は、10月に逆戻りしたようなポカポカ陽気からの放射冷却で久しぶりに綺麗な雲海が出ましたが、その後はまたまたプチ冬型の風が舞う日が続いていました。
昨日は、曇り空で昼間の気温がそれほど上がりませんでしたが、今朝は良く晴れてそこからの放射冷却が強く、これで風さえ収まれば雲海が出るはず…という気象条件でした。風が収まるか収まらないか、7:3くらいの予想で出かけましたが、結果的には大当たりでした（＾＾）／
霧は少な目で、室生湖が雲海に覆われている（上の写真の左）ものの天満台の住宅までは上がってきていません。一方、榛原の中心部（上の写真の右）は、弱い風が舞っているものの放射冷却が強くて霧はしっかりと低空に留まっているので期待が膨らみます。

空が明るくなってきて稜線もはっきりと見えてきました。街の夜景、夜景に照らされる低い雲海、暁の空色、と三拍子揃うことはなかなかありませんが、今朝はパーフェクトでした。春から夏の間は、太陽が北東よりから昇るので、この方角（南）の空にはあまり色が着かないことからも今の季節限定の絶景と言えるでしょうね。