- 2020-6-29
- ブログカテゴリー: 行ってきました!。
先日は曇り空で霧は出たものの雲海っぽくはならなかった宇陀榛原の鳥見山ですが、今朝は快晴の空、放射冷却で地表近くが冷え込んで早朝3時頃には雲海が発生したようです。まだまだ夏至を過ぎたばかりなので午前4時を過ぎると空が結構明るくなってきますね。地表近くには濃い雲海があって、風が無いので肉眼ではじっとしているように見えます。それとは別に鳥見山の山頂くらいまでの高さで薄い靄(もや)がかかっているので、遠景が少し霞んで見えます。鳥見山から見ると室生から榛原まですっぽり雲海に沈んでいますが、その南側の菟田野や大宇陀の辺りには霧が出ていないように見えます。
低い方の霧は、そこまで厚さが無いようで、天満台の住宅地は、ずっと雲海に沈むことはありませんでした。
今の季節、朝日は額井岳の中腹辺り(上の写真の左)から昇ります。
鳥見山には貴重なササユリも自生(上の写真の右)しています。大神(おおみわ)神社で保護・栽培されたササユリが、率川(いさがわ)神社のゆり祭りで使われていることは良く知られていますが、宇陀や室生、大和高原でもたまに自生しているのを見ることがあります。花が咲くまでに何年もかかる貴重な植物ですので、絶対に採取しないようにお願いします。