今朝は奈良盆地、宇陀、吉野でも雨雲海

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今朝は奈良県全域で雨模様です。雨上がり直後に出る霧は、そのまま上空に昇って行く事が多いですが、気温などの条件が整えば、一定以上の高さには昇らずに雲海になることがあります。今朝は、奈良の市街地でも上の写真のように雨の雲海になっていました。後方右側は、生駒山のアンテナ群です。

宇陀の方にやってくると大和富士・額井岳(写真上の左)が雲に浮かんでいます。額井岳の脇、香酔峠(写真上の右)から見ると高い雲海になっていて下が見えません。


こちらは、霧に煙る国栖の里です。吉野川が大きく蛇行してホースシューベントになっているビューポイントですが、普段は左の谷間から霧が出ても直ぐに昇って行ってしまうので、こんな風に低く漂うのは珍しいですね。


もちろん、吉野山も霧に包まれて、金峯山寺の蔵王堂の屋根も出たり隠れたりを繰り返していました。

明日も雨模様です。こうなると土曜日の若草山の山焼きは、開催されたとしてもあまり大きく燃えないかなぁ… ちょっと心配ですね。

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