- 2019-11-12
- ブログカテゴリー: 行ってきました!。
昨日は不安定なお天気で、奈良県を含めて全国の広い範囲で雹(ひょう)が降りました。久しぶりのお湿りの翌日で大雲海を期待した方も多かったかもしれませんが、昨夜は生憎の曇り空で強い放射冷却はありませんでした。それでも湿気は十分あるので風が入り込まない窪地を中心に低い霧が出ています。
いつもの鳥見山から見ると菟田野や大宇陀の方向には霧が見えていますが、榛原の中心部や室生方面には霧がほとんど出ていません。その辺りは西風の通り道になっているので吹き飛ばされてしまったのかも知れませんね。これからの季節は、雨の後、低気圧が東に移動すると西高東低の冬型の気圧配置になる事が多くて、そんな時は風が強くて雲海は期待できません。
時間が経つと少しだけ榛原の中心部にも霧が流れ込んできました。
登山道を降りて住宅街の辺りまで行くと雲海の表面が丁度目線の高さになり、太陽が正面に昇ってきました。展望台から見下ろす景色も良いですが、低い位置から見る雲海と日の出も格別です。