- 2018-11-20
- ブログカテゴリー: 行ってきました！。
昨日久しぶりに雨が降ったので、今朝は雲海の発生を期待していた人も多かったでしょうね。この時期、雨の後は冬型の気圧配置になって雲海が出ないこともよくあるのですが、今朝は風もほとんど無くて、期待通りの雲海日和となりました。
いつもの鳥見山から眺める宇陀市の中心部は夜明け前から厚い霧に覆われていて、街灯りもあまり透けてきません。その代わりに満天の星空が美しく、東の空には金星と春の星座が輝いていました。
榛原の辺りは完全に雲海に覆われ、西の方を見ると溢れた霧は滝のようになって西峠の隙間から初瀬街道を伝い桜井方面に流れ下りています。画面右の方には金剛山と御所の辺りが見えています。この時間帯は、まだ遠方の霧は少しだけでしたが、日の出の前後になると奈良盆地の御所や生駒も濃霧に包まれてしまいました。
この季節は、太陽が出ても山の陰になっている部分の霧にはなかなか日光が当たらないのですが、今朝は雲海自体が厚くて高度があるので、ご覧のように赤く色づく霧も見ることができました。
今日は、霧が高いので宇陀松山城跡は見えないと思っていましたが… よ～く見ると山頂の広葉樹だけがしっかりと雲海の上に頭を出していますね。（＾＾）
さて、そろそろ朝の冷え込みが真冬並みになってきます。しっかりとした防寒はもちろん、車の冬支度も済ませておきましょう！
