天孫降臨の伝承地へ…

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馬見丘陵公園や矢田寺のアジサイも見頃になり、吉野山七曲り坂のアジサイもそろそろ見頃が近いとなると、次に気になるのは、高天寺橋本院のアジサイです。まだ早いよ、と聞いてはいたのですが、情報サイトとしては、実際に行って確かめるしかないっ!…と言うわけで、水を張られた棚田が美しい山麓線を走って行ってきました。

ここ御所市高天の辺りは、記紀神話の天孫降臨※などに登場する高天原の伝承地の一つで、奈良県の中でもとても歴史の古い地域です。この辺りから見下ろす奈良盆地は、天界から地上を見下ろすような不思議な雰囲気がありますね。


さて、アジサイの方は、全体としてはまだ二分咲きくらいです。見頃まであと1週間はかかりそうですが、既に色づいている花もあるので、写真のように十分楽しめました。

なお、この近くの高天彦神社の周囲にもアジサイが咲いています。高天寺橋本院の駐車場までの250mは非常に狭い道なので、心配な方は、高天彦神社の方に停めて歩いていくと良いでしょう。

※ 天孫降臨とは、天照大神(アマテラスオオミカミ)の孫にあたるニニギノミコトが、葦原の中つ国を治めるために高天原から地上(日向の高千穂と言われる)に天降ったこと。高天原の所在については諸説あるが、京都朝廷では長らく、大和国葛城とされてきた。

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