- 2017-9-4
- ブログカテゴリー: 行ってきました!。
お天気が下り坂、明日の午後から久しぶりの雨模様になるそうですが、今朝の早朝までは乾燥した空気で星が良く見えていました。こんな時は雲海は諦めて(笑)天体観察です。先日、夜明け前にアンドロメダ銀河、すばる(プレアデス星団)、オリオン星雲などが見えたので、今朝は望遠レンズを持参しました。
先ずは、アンドロメダ銀河です。近くではW字型のカシオペアがわかりやすいのですが、そこからは少し離れているので目測でたどるのが難しいですね。アンドロメダ座の星々との位置関係を頭に入れておくと目で追って見つけることもできます。ただし、肉眼では円盤型には見えず、単に暗い星にしか見えません。専用の機材や望遠鏡が無くてもデジカメだと標準レンズや広角レンズでも意外と写ります。上の写真は望遠400mm相当(200mm×トリミングで2倍拡大、4枚の加算平均合成)です。
次は、明け方にはほぼ天頂に見える「すばる」です。肉眼だと星が一か所に集まってぼぉ~っとした感じに見えます。目立つ形状なので星座からたどらなくても見つけられます。カメラで撮ると単に星が集まっているだけでなく、ガズ状の雲に囲まれている感じに写ります。(同じく400mm相当)
最後は、オリオン大星雲です。オリオン座は、今の時期の夜明け前に南東の空に簡単に見つけられるでしょう。まだ今の季節は横倒しになっていますが、三ツ星の下(今は右下)に縦三ツ星が見えます。肉眼では三つの星に見えますが、無数の星が集まっていて、真ん中の明るい部分は拡大すると鳥が羽を広げたような形をしていますね。(同じく400mm相当)