- 2022-5-24
- ブログカテゴリー: 行ってきました!。
大神(おおみわ)神社のささゆり園が開園中です。場所は大神神社の参道を拝殿に向かって進み、その手前の手水舎を左へ左へと回り込んだところ(上の写真の左)です。このほかに山の辺の道を北に向かって行き、狭井神社の手前で西側(久延彦神社方向)に入り込んだところにも植栽地(上の写真の右)があります。後者についてはまだ開花していないようでした。
ささゆりは、まだ咲き始めたばかりで、開花を確認できたのは4輪ほどでした。(しかも遊歩道の反対側を向いて咲いていたのでカメラを持った手を突き出して撮影…)
ヤマユリ(実際にはササユリ)を「佐韋」とも呼んでいたため、ここを流れる川を「佐韋河(狭井川)」と呼ぶようになったとも言われます。
もともと狭井川の辺りで自生していたものだそうですが、毎年6月16~18日に奈良市の率川(いさがわ)神社で執り行われる三枝祭(さいくさのまつり・ゆりまつり)で奉納するために保護、植栽されています。
率川神社は、大神神社の境外摂社で、大神神社が祀る大物主大神の娘にあたる媛蹈鞴五十鈴媛(ヒメタタライスズヒメ)を祀っています。媛蹈鞴五十鈴媛はのちに、初代天皇(神武天皇)の皇后(初代皇后)になります。