オーロラ雲海+レナード彗星

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今朝は、高気圧に覆われて強い放射冷却があり、昨日朝までの雨も相まって、いつもの宇陀榛原鳥見山でも街灯りに照らされる所謂「オーロラ雲海」が見られました。ただし、今朝の第一目的は雲海ではなく今年一番明るく見えると言われる話題の「レナード彗星」です。雲海が出なかった場合、鳥見山は榛原の街灯りが邪魔をするので星の観察には適していませんが、雲海が光を抑えてくれるなら星空もより綺麗に見えますね。(雲海が出なかった場合は、別のもっと暗い場所が候補地でした。)


レナード彗星は、夜明け前の東の空を太陽に向かって(下方向へ)移動しており、12月6日頃は、春の大三角形で知られるアークトゥルスに接近したのですが、現在はそこよりもかなり下の方に見えます。明るい星の目印が無いと探すのに苦労しますが、広角レンズでざっくりと撮影すると、普通の星がくっきりと写るのに対して、彗星はぼんやりと写るので見つけやすいでしょう。今回は、そこからレンズでズームアップして撮影しました。
何枚か連続で撮影すると背景の星との位置関係が刻々と変わっているのがわかるほど、結構なスピードで移動しています。12月12日の23時頃に地球と最接近するそうですが、その頃の移動速度は、1日あたり約10度という高速になるそうです。その後、12月16日ごろからは夕方の南西の低空に見えるようになります。

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