今朝は季節外れの大雲海

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昨日の雨から一転して夜半には天の川が綺麗に見えるほどの快晴に変わりました。雨の翌日は雲海が出やすいと言われますが、それにもいくつか条件があって、昨夜から今朝の様に上空に雲がほとんど無い快晴で、また風が弱いことなどが重なるとさらに大雲海が期待できます。また、寒気を伴うような冷たい雨の後はほとんど霧になりませんが、昨日のような比較的暖かい雨の後は放射冷却が良く効くので霧が出やすいと言えるでしょう。

夜半から、奈良盆地の中央辺りでは視程20mほどの濃い霧が発生して、時間とともに盆地全体に広がって行きました。夜のうちは、場所によっては少し風があったので雲海の表面が多少波打ちましたが、それでも街灯などに照らされるオーロラのような雲海を見ることができました。


十三峠から大阪側を眺めてみると、何と大阪平野も雲海に沈んでいます。海に近い大阪側が雲海になることは稀ですね。


大阪平野全体が雲海になっていると言うわけではなく、南側(上の写真は、あべのハルカス)は、あまり霧が出ていませんでした。


信貴山から大阪府柏原市方面に向かって走り、道の途中で朝日(奈良側)を眺めてみました。普段なら眼下に三郷町や王寺町、河合町辺りが見えるのですが、今朝は、すっぽりと雲に隠されていました。

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