- 2021-4-27
- ブログカテゴリー: 行ってきました!。
今朝は宇陀市周辺では、最低気温が3℃を割る冷え込みでした。風も弱いのですが、空気が乾燥して雲海が出る可能性は低いので、冷え込みによる蒸気霧※を期待して室生湖へ…
水鏡、霧、後方には山藤の花も咲いています。
この季節は、水位が高く調節されているので、濡れ地蔵は、水面より下に沈んでいますが、立木が湖面に映る姿が幻想的ですね。田植えが始まる頃になると水位はまた徐々に下がってくるので、今の季節限定の絶景です。
※近年、蒸気霧を全般に「気嵐(けあらし)」と呼ぶのが流行っているようですが、気嵐と言うのは、北海道留萌地方で発生する海霧を指す方言(と、本家留萌のホームページにも書いてあります)です。以前から東日本系のTVニュースでアナウンサーが北海道以外の海霧全般に対して「気嵐」という言葉を使っているケースはありましたが、正しくは「海霧」と言うべきでしょうね。最近ではインスタグラムなどで、湖や川の霧までも「気嵐」と言うのが流行っていますが、正しくは「湖沼霧」「川霧」でしょう。なお、気象用語では、海、池、川どれも「蒸気霧」と呼んでいます。