今朝は、吉野山のヤマザクラ開花状況を確認してきました。吉野山の桜は、種類が多く、また同じ種類の桜でも遺伝子に多様性があって、それぞれ咲く時期や花の色味も違うので、公園の桜のように一斉に咲くわけではありません。現在はエドヒガン系のシダレザクラが満開、ソメイヨシノやシロヤマザクラが咲き始めていて、例年よりもだいたい10日くらい早い状況となっています。
見どころ別では、今朝の段階で平均して、下千本で五分咲き、中千本(上の写真)で三分咲き、上千本はまだ咲きはじめです。白く見えているのが咲いている木で赤っぽく見えるのが、まだツボミが多い木です。
観光客が激減した去年に比べて、今年は早くも多くの観光客の姿が見られます。下千本駐車場から金峯山寺参道にかけては人が多いので、混雑を避けて観光道路の方を走ってみました。観光道路側は朝8時~9時の段階では、ほとんど人も車も見かけませんでした。混雑する日については、時間により車の通行止め(主に下千本駐車場~勝手神社)、一方通行規制(主に中千本~上千本~奥千本)もありますのでご注意ください。