歴史秘話ヒストリアで聖林寺十一面観音が…

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昨日NHKの歴史秘話ヒストリア「1300年 奇跡のリレー 国宝 聖林寺 十一面観音」で紹介された桜井市にある聖林寺です。


国宝の十一面観音菩薩立像は、もともとこのお寺にあったものではなく、大神神社の神宮寺である大御輪寺のご本尊でした。明治時代の廃仏毀釈で廃寺や神社への変更を余儀なくされるお寺が相次ぐ中で、密かに聖林寺へと運ばれ隠されてきたという経緯があります。その後、アメリカの哲学者フェノロサによって見いだされ、秘仏の禁を解かれることになります。

今回のTV番組は、観音堂の耐震補強工事に合わせて、この観音様が今年初めて奈良を出て2021年6月22日~9月12日に東京国立博物館で展示(その後2022年2月5日~3月27日に奈良国立博物館で展示)されることを受けての内容なのでしょう。

始めてこの観音様をご拝観させて頂いたときに写実性の高さと迫りくるような迫力に圧倒されましたが、その辺りの秘密も番組内で詳しく紹介されていました。確かに東大寺の大仏様や興福寺の阿修羅像にも匹敵する日本を代表する国宝と言えるのでしょうね。


こちらは、聖林寺の「南天うさぎ」です。(数年前にお授かりしました。)境内のナンテンから「難を転じる」お守りとしても安産のお守りとしても人気があるそうですよ。

聖林寺は、近鉄桜井駅から南へ約2.6kmです。途中ローソン桜井浅古店を左手角に見ながらそのまま談山神社方面に400m直進すると右手に看板があり、橋を渡るとすぐに駐車場があります。

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