- 2020-10-20
- ブログカテゴリー: 行ってきました!。
今朝は昨日の雨の後、地面が乾ききらないうちに上空が晴れ渡って冷え込むという雲海日和…
奈良盆地を包み込む今シーズン初?の大雲海になりました。放射冷却で霧が低空に閉じ込められているので標高の高いところは空気が澄んでいて、遠くの山並みや星もクリアに見えます。また、地表付近では弱い東風が吹いていたのか盆地の霧は生駒山方面に吹き寄せられ、奈良市街地では低めになって街灯りも透けて見えます。
上の写真は若草山山頂から、中央奥で雲海に浮かんでいるのは生駒山です。
南の方は少し霞んでいるので金剛山、葛城山、二上山ははっきりとは見えません。手前の御蓋山に少し霧が入ってきています。右上の赤い火星と左の青いシリウスが良いコントラストになっていますね。
― おまけ ―
あわよくば大阪平野の雲海も!? と十三峠を確認してきました。
奈良盆地から溢れ出した霧が、東風にあおられて大和川沿いに帯のようになって大阪湾に向かって流れています。霧は海の辺りで広がり始めますが、靄(もや)のようになってしまい雲海っぽくはなりませんね。
やっぱり、今朝程度の冷え込みでは大阪平野全体での雲海は厳しそうです。大和川沿いの雲海を見るなら王寺町の明神山ですが、今朝の場合は標高が足りなかったかもしれません。